
ツガイまたは花開く人
その子を一目見て「失敗した」と思った。上野の美術館、特別展の会場の外だった。一瞬、本気でどうしようかとためらった。

人とかかわり学び選択の果てに得たさらなる自由|パトリシア・A・マキリップ『妖女サイベルの呼び声』
原題は THE FORGOTTEN BEASTS OF ELD
マキリップの物語は、『茨文字の魔法』→『イリスの竪琴』3部作を読んで、これが3つめ。
この本を読んで、他の作家の物語を思い出す。冒頭、男性が訪ねて来るあたりは『妖魔の騎士』。名前がマジック ...

受け流しの極意は排水管そうじ|自分のケア
「私はゴミ箱じゃないんだよ!」思わず大きな声が出た。仲のよい同僚と話していたときのことだった。
飲みに行こうと誘われて、行ってみたら泥沼不倫の話を聞くことになった。
相談じゃ、なかった。
わかってなかったなぁ、相談じゃなかったのに。
どち ...

雨の日に聴きたい14曲|洋楽バージョン
気圧の影響で体調不良なNyanです。雨は、嫌いじゃないんだけど。外に出なくていいなら、なおさらね。
雨のリズムが好きだ。昔住んでたマンションのお向かいにトタン屋根の家があって、あの トタタン…トタタン…という音・リズムが大好きだった。

ブログ3か月で公開記事70現在の思うこと&してきたこと
キリのいいところでの恒例、当ブログのこれまでを振り返ります。

鎧を脱いで真珠に
めったないことだけど、自然と仲良くなれる人がいる。きっかけがなんだったのか、思い返そうとしても、あまりにも自然だったから「えーっと…」と考えてしまう。
人と出会うことの不思議。
人見知りですと言うと、ほとんどの人が言う「そうは見えない」。見え ...

クロゼットに入れた夢
小さなセレクトショップなら、1軒開けるほどの洋服を持っていた。服が大好きで、ちょっと変わったものに目がなかった。変わってると言っても奇抜の意味でなく、カットが凝ってたり、ステッチに遊びがあったり、色味が変わってたりなていど。パッと見に、派手さも(それほど)ないようなもの。

それぞれの恋の奥に隠れた夫婦でしかなりえない一対|山田詠美『A 2 Z』
「シュガー・コート」は、『クリエイティブ脚本術』という本の言葉だ。物語における娯楽性のことを指す。目的は、真実を隠すこと。
なぜ、真実は隠されなければならないのか?
人間の心理に「自分で発見したい」という欲求があり、「自分が発見した」ということに喜びを感じる ...

1本の花をどこに植えるか
会社を辞めたのは、もうちょっとで丸20年になる手前だった。
新卒で入社したときには「定年まで勤める」と決めていて、同期の女の子たちに「みんな見送るからね」と言ったのに。
後1人か2人、残ってたな。
家になんて入れないと思ってた。女性も外で働くべき ...

真夏の雪
「空想の翼」という言い方がある。体はここにあって、動いて何かしているのだけど、心だけは自由にどこかへと行ってしまう。空想、創作のばあいだけでなく、物想いや回想も、心に翼を与える。
母と二人で、秘湯と呼ばれる温泉へ行ったときのを思い出した。あれは、どこだったんだ ...

紙切れ一枚のこと
結婚て、なんだろう? 時々、不思議な気持ちになる。
私たちは結婚式をしていない。
儀式というのは、はっきりとした区切りの役割もあると思う。両親や親族、社会に対する宣言のようなものであり、当人たちにとっては気持ちの切り替えが容易になるのかもしれない。 ...

2匹の子供たち
ごどーん!と音がしてそっちを見やると、主人と犬がリビングに走り込んできた。ロープを持って満面笑顔の主人と、ロープをだか主人をなんだか、追いかける愛犬Siva。
今日は雨。
雨降りの日は、我が家では犬の散歩には出かけません。濡れることが平気なワンコもいるし ...

もっとヒラメキをキャッチ!脳にがんばってもらおう
私はがんばらないで、私の脳にがんばってもらうという話しです。

明るい外を好んだ心理学者アサジョーリとサイコシンセシス
人間というものにあたたかで優しいまなざしを持つ、アサジョーリとサイコシンセシス(統合心理学)をかんたんに紹介します。