整理のタイミング

雨が降ると、心が鎮まる。心が鎮まると、文章を書きたくなる。
心が「鎮まる」と文字にしてみて、そうなんだけど/なにか違うと感じている。
「沈む」の方が近いかんじがする。近いんだけど、私の感じているかんじはたぶん一般に多くの人の使う言葉の意味と少し異なるんだ ...
Slow Down

梅雨前線が停滞してるとかで、1週間ほど天気がすぐれず、調子がよくなかった。「しんどい」なんて言葉で想うなんて、そうとうだ。
身体は感じる。アタマでは意識することのない“かんじ”までも。気圧やらなにやらを感じとり、反応してる。生きてるだけで、いろんな刺激がある。
生きること 感じること

晴天の日の明るさは壁に反射して、室内を白い光で満たす。開け放った窓から入る風が、時折カーテンを揺らす。聞こえてくる人声は言葉としての意味をなさず、心地よいBGMになる。
しあわせだ… うつらうつらとしながら胸につぶやく。
しなくてはならない義 ...
未熟さと深化の可能性

「未熟」とは、ときに非難や揶揄を込めてクチにされる言葉だ。
未熟、つまり“まだ”成熟していない状態を、まるで悪いことのように扱うのはどうかと思う。未熟とは、この先に広がりをもつ可能性をたくさん有した状態ではないのか?
40を過ぎるまで、食べ物がおいしいの ...
勉強や仕事、食事やだんらん、マルチな機能でここだけで|選んだのはソファーダイニング

ソファーとテーブルを新しくしました。買い替えたいって話しになってから、1年ちょっとぐらいかかってます。
どこで買ったらいいの?から始まり、見に行っても「これ!」とピンとくる物もなかった。オオモノ家具は、失敗がこわいし。
果報は寝て待てじゃないけれど、なんとな ...
快適さと幸せと健康であろうとすることと

例年よりも暑いと感じられる夏。熱中症で亡くなる方のニュースも目にする。
体温と同じ気温。
今は都内から離れた所に住んでいて緑も多いのだけど、開けているぶん日陰がない。周辺は綺麗に整えられ、アスファルトやタイルやコンクリート。照り返しは強烈だ。
う ...
触れる蜜月、拘束のない愛

うちのコSiva が私の顔を舐める。
犬の舌は意外とザラザラしていて、しつこくされていると痛い。
顔を舐められるのは、物理的には嬉しくない。サラサラでなく粘度のある唾液は気持ちのいいものではないし、乾くと肌がカピカピにつっぱる。肌も荒れる。
真っ ...
分岐点・すぎてゆくもの

人の一生には、いくつもの重要な分岐点があるのだろう。
右を選んでいたら、左に行ってれば、そのまま真っ直ぐ進んでいたら、この私はいなかったのかもしれない。そんなことを考えたことも、あったろうか?
思い出せさえしない。
なんのために、私は生きるの ...
現代に生きる私たちが神話を更新していこうじゃないか

母性とは、女性特有の・いかにも母らしい、子どもを生み育てる資質を指すようだ。
特有の? いかにも?
心理学的にいえば、女性の内には男性性もあり、男性の内には女性性もある。肉体的な性別のみで語ろうとするのは、私個人には、違和感がある。
母性とは慈しみ育 ...
パンケーキにどっさりの生クリームをのせて

わが家はますます、外でご飯を食べる楽しみが減ってる。
直近だと木製の寿司桶を手に入れ、もうお寿司を食べに行かなくてもいいかもね、お外で食べるのはラーメンぐらいだねと、主人と笑いあった。
どこか、お店に足を運んでご飯を食べる楽しみって、なんだろう? ...
会話って「こういうもの」という思い込み|夫婦の“違い”から教えてもらったこと

夫婦は、別々の人間同士です。違う環境で、違う経験をして生きてきた二人が、生活をともにしています。
それぞれに違う前提、価値や信念、行動基盤を持っています。つい、忘れてしまいがちだけれど。
日常生活のなかで「あれ?」と思うことがあります。なぜ、この人はこう ...
母が子を平手打ちしたらしいのを目撃しての覚書

それは、私が小学生のときでした。
弟を乗せた母と、私は、自転車2台で走っていました。道路を斜めに渡ったところで、知らないおじいさんに、母が怒鳴られた。「子どもを殺す気か!」みたいなことだったと記憶してる。
なぜ、これを思い出したのかと言うと、日曜日の出来 ...
誰の役にも立たなくても私に役立つ生きる意味を見つけた

なんのために生きるのだろう? 特に思春期には、ちらっとでも考えることの多い疑問かもしれない。考える人が、たぶん、多いにもかかわらず揶揄を含んで「哲学的な」と言われるものでもある。そんなこと考えたって、なんの役にも立たない、ってね。
自分の生きる意味を見つけたところで ...
「いつもありがとう」が欲しいのはなんでだろう?

「『いつもおふとん用意してくれてありがとう』って言って」と、昨夜要求した。
主人が気持ちよく眠れるようにと、ベッドを整えていて、ふと苛立ちを感じたのだ。
「ありがとう」の一言が欲しいことがある。 “いつも”~してくれて、ありがとう。そう言って欲しいのだ。 ...