物語仕立てのProfileページ|使ったツールと計画

2017.2.9

なにを軸にしていくのか? 目的が明確になってなくても、ブログを始めることができます。便利な『雑記』というジャンルがあるから。私は、そうやって NyanChest を始めました。
最近、自分がここで何をしていくのか・したいのかが明確になったので、Profileページ を作り直しました。
実績のない私が「Profileの作り方」なんて言っても、誰の役に立つでもないと思っています。しかし、私的覚書として、どうやって作ったかを遺しておくことにしました。
ここでは、なにを考えて、どんなツールを使い、作っていったのかを記します。

はじめに

使ったのは、全部無料のツールです。

Profileページについて考えたこと

なにを・どこまで 書いていいのか、を、まず考えました。
匿名で始めたブログです。一般企業のサラリーマンである主人と、これだけはバレないようにする、と約束したことがあります。そこを死守しつつ、でも、私のことをちゃんと知ってもらえるようにしたいと望みました。

顔写真について

私はこの NyanChest を、心から大切に思っています。自分のだ!って主張したい。という気持ちで、顔を出すことにしました。
そうは言っても、たまたま来たリアルな知人には、わかって欲しくない。思わぬところで実名を呼んで欲しくない。知らなければ、うっかりポロッと、の可能性もない。

google-gazokensaku

Google 画像検索 をご存知ですか? 画像をドラック&ドロップすると、インターネット上の一致あるいは類似する画像を教えてくれます。これで調べると、たとえば実名・顔出しでFacebookに登録していれば、身バレの可能性があります。

 

調べてみました。

検索結果

“一致”するものはなく、関連と思われるのはまったく関係のないもの。匿名性が保たれていると、証明できたことになるのではないでしょうか。

しかし、これだけでは不十分と考えました。どうしたか? 本名と思い込むような名前と、セットで掲載することにしました。

 

実名みたいなハンドルネーム

顔を見て「似てる」と思っても、名前が違うと「別人」だと思うものです。

ハンドルネームは『本当の名前だと誤解されないようなものを選ぶのがよい』とも、されています。
あえて、実名だと思うような名前を選びました。理由はふたつ。
ひとつは、匿名性を高めるため。もうひとつは、どうしてもこの名前を使いたかった。どうしてものわけは、特別な名前 に書きました。

画像で描いた物語

peraichi-wedding
https://peraichi.com/templates

ペライチにあった、このテンプレート を見たことから始まりました。
床の上に置いた額に、自分の写真を入れ込むの、いいなと。しかし、この画像のようなのを探せませんでした。

 

どーしようかな? と、Fotorの編集でエフェクトをかけた画像を、Google図形描画で文字入れしたものを眺めながら考えていました。
それで、気がついた。Google図形描画に、無料画像のアイコンがあることに。

『frame』で検索して見つけたのが、このページの一番最初の画像でした。

google-zukeibyouga2
 

どこかの誰かの手に、私の写真があるかんじ。画像にはめ込んでみて、ストーリーが決まりました。

文章構成

情報として、載せた氏名以外の経歴は、本物です。最低限。しかし、これだけじゃ、自分がつまらない。
文章は、すらすらと、書けました。プロフィールというより、記事1つ書いたかんじでした。これまで、自分のブログについてのあれこれを、頭の中だけで考えていたことが、そのまま文章になった気持ちでした。自分の内側で決まっていたんだなぁと、思います。

どこかで私を知った誰かが、家に訪ねてきてくれる。迎えて、家に上がってもらい、お菓子を食べながら話していて、盛り上がってお酒の時間まで話し込む…
というストーリー設定で、お客さんの目に映った物を、画像の並びで表現しました。

最後に、ちょうど注文して届いたばかりのアルバムから1曲、YouTubeで探して貼りました。
他の曲にしようと思っていたのだけど。
英語に堪能ではないので、歌詞の訳をできているわけではありません。曲の明るさと壮麗さに、力強さと希望を感じました。そしてもし、解釈が間違っていないならば、この歌はこんな内容だと思います。

世界が君を嫌ったとしても、僕は君の側につくよ。
今日も傷つくかもしれないし、心が暗くなるかもしれない。けれど、闇を愛せ。
君は今、生きてると感じてないかもしれない。
でも僕は君の情熱を掻き立てよう。
この世界がおかしくなっていても、戦うことも止めることもできないけれど、
それでも僕は、ここが天国だと宣誓する。

私の想いに、ぴったりでした。

さいごに

プロフィールを作ったのは、2度目。これで最後ではないでしょう。
私たちは変化し続ける。大きな変化を迎えるそのたびに、私はプロフィールページを作り直していくと思います。
でも、このブログの根底にあるのは、生きること。それは変わらないと思う。